残置物による居抜き店舗トラブルについて

「居抜き店舗物件」

現在、不動産業界の賃貸店舗では「いろいろな解釈」で、この「居抜き」という言葉が出回っています。

物件をお探しの方にとっては、「居抜き物件」とは前テナントの造作や什器備品があり、即営業できる物件を想像致しますが、中には前テナントが経営悪化で原状回復せず、造作物を残したまま撤退してしまった「居抜き物件」も少なくありません。

こういった造作や、什器備品のことを「残置物」といいます。

残置物は、スケルトン物件と同じ扱いですので、貸主や仲介業者は造作や什器備品の保証を何等負いません。

その代わり造作代金は一切かからず、物件によってはお得な場合もあります。

しかし、残置物は機器の不具合や給排水管の不具合なども分からないので、かえって補修や撤去費用がかかってしまう場合も多いのです。

そのほかにも飲食店舗の場合、撤退から時間が経っている残置物物件では、風通しが無く時間が経っているため、カビや悪臭、害虫被害なども注意しなければなりません。

造作無償で、飲食の残置物件を取得したのはよいが、冷蔵庫は撤去し交換、エアコンも撤去し交換、防水工事のやり直しやカビの生えた造作の撤去等行えば、スケルトンより高くなってしまうこともあるのです。

この様に「居抜き」といってもいろいろな状態があるため、よく物件を見極めることが必要です。

悪いことも書きましたが、この「残置物物件」は掘り出し物もあるので、注目です!

要は見極める事が大切です!

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こちらのコラムは関東不動産会サポートメンバーによるコラムです。

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