居抜き店舗のトラブルについて~みなし営業譲渡~

最近の不動産業界の流通では、居抜き店舗を利用して開業する方が増えてきています。 

居抜き店舗の仲介の際、気をつけなければいけないのが、借受人の希望があるからといって「顧客も引き継ぎたいので店名や電話番号はそのまま」で引き継がせてしまう事です。

その形式は、本来「営業譲渡や事業譲渡」として詳細をよく調査し、隠れた債務が無いことの表明保証を行い引き継いだりするのですが、新しい借主が希望するが故、普通の造作譲渡の様に取引してしまう事が稀に見受けられます。

その場合、仕入れや従前の業者への売掛金、その他債務がお店の名義にてあった際どの様になるのでしょう?

一概には言えませんが、外部からみてお店自体は変わってないので「事業を承継し、債務も承継した」とみなされ、支払わないといけないかもしれません。

そんなことになれば、多額な損害が発生し大きなトラブルになるでしょう。

新しい借主が、お客様をそのまま引き継ぎたい希望があるからと、安易に「前店舗の名称や電話番号等」を引き継ぐと、とんでもないトラブルに巻き込まれかねないので注意が必要です。

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こちらのコラムは関東不動産会サポートメンバーによるコラムです。

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